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スピルリナの効果を徹底研究

スピルリナの七つの不思議な特徴

スピルリナってなに?

スピルリナというのはシアノバクテリア(藍藻類)という、水中にはえる藻の一種です。

同じような藻の一種にクロレラがありますが、こちらは緑藻類に属する生物です。クロレラスピルリナとでは、特徴が少し異なっています。

スピルリナが誕生したのは、およそ三十五億年前。これは地球上にはじめて生命が誕生した時代です。現在でも三十五億年前とまったく同じかたちで生きている「生きている化石」なのです。

スピルリナを発見したのは、ドイツの藻類学者、トゥルピン博士です。1927年のことでした。博士は、この藍藻類の一本一本がバネのような螺旋状(スパイラル)の形をしていたので、スピルリナと命名しました。

スピルリナが食品として脚光を浴びるようになったのは、それから40年もあとのことです。 1967年、フランスの国立石油研究所のクレマン博士は、将来必ずやってくる人口の爆発的増加による食糧危機を救うものとして、スピルリナに含まれる良質で吸収率の高いタンパク質に注目し、これをメキシコで開催された微生物会議で紹介しました。

世界中の学者たちが研究を進めていくうちに、次々と驚嘆するような栄養価がわかってきたのです。

黄堂博士が代表を務めるスピルリナ研究所では、その製品がアメリカの食品医薬品局(FDA)に栄養食品として認められ、ダイエット食品に採用されました。

スピルリナの七つの不思議な特徴

スピルリナの粉

原始の母は人類と共通

スピルリナは、PH8~11のアルカリ性の塩水の中で育ちます。その組成は、実は人間の血清胎児が育つ母体の羊水とよく似ています。

地球上で最初の生物は海で生存していました。生命が海から上陸した進化の名残が人間の血清や羊水のなかに現存しているわけです。

スピルリナも、その起源は原始の海でした。人間もスピルリナも、その源をただせば母なる原始の海なのです。スピルリナの栄養素は人間にとってなじみやすく、また不可欠なものばかりで、体内で有効に働きやすいというのも、このためです。

植物でありながら、グリコーゲンをつくる

スピルリナは植物が営む光合成を行って生きています。植物と違うのは、それによってデンプンをつくるのではなく、グリコーゲンを出すのです。ブドウ糖からグリコーゲンをつくりだす動物に似ています。

人間もエネルギーを発生するときにグリコーゲンを合成して使います。グリコーゲンをすでにつくっているスピルリナを摂取することで、体内でブドウ糖から合成することなく、そのまま筋肉内にエネルギーを蓄えることができるのです。無駄な栄養素を摂取することなく効率的にエネルギー摂取できることでダイエットに効果的だと言われています。

アミノ酸の組成も、植物というより動物

タンパク質はいくつかのアミノ酸が集まってできていますが、その内容は植物と動物では異なります。スピルリナは藻の仲間で、どう見ても動物ではありませんが、そのタンパク質のアミノ酸組成は植物性というより動物的です。 スピルリナのアミノ酸は、世界農業食糧機構(FAO)が定めた必須アミノ酸組成の理想基準を大きく上回っています。スピルリナが完全理想食品だと言われる第一の理由です。

動物性不飽和脂肪酸が豊富

スピルリナには、ビタミンFとも言われる必須不飽和脂肪酸(リノール酸、リノレン酸)が多く含まれています。これは、コレステロールや中性脂肪をとかして洗い流す特性があります。コレステロールが多すぎると血管に沈着して動脈硬化や脳卒中を引き起こしますが、不飽和脂肪酸をいつもとるようにしていれば、病気を予防するばかりでなく、美肌効果も現れてきます。

不飽和脂肪酸はサンマ、イワシ、サバなど背中の青い魚に多く含まれる動物性脂肪で、人間の母乳、とくに初乳に多く含まれていることがわかっています。母乳で育った赤ちゃんが元気で、アレルギー性疾患なども少ないのは、このためです。同じような理由から、スピルリナはアトピー性皮膚炎などの予防や治療にも使われています。

植物なのにレバー?

ビタミン・ミネラルが豊富で良質なタンパク質も多いレバー(肝臓)は、体に良い食品として昔から親しまれています。

とくにビタミンB12はレバーでとるのが良いのですが、最近の家畜の飼料には農薬、防腐剤、着色料、防かび剤、抗生物質など化学物質が多く含まれていて、それらを解毒する肝臓には汚染物質が蓄積しやすいので、昔のようにレバー、レバーとは言われなくなっています。

スピルリナは、レバーに匹敵するほどビタミン・ミネラル・良質のタンパク質などが豊富に含まれています。とくにビタミンB12は、桁はずれに豊富です。糖尿病性の神経障害などに特効的な効果を発揮します。

植物性色素はカラフルで体に良い

スピルリナには、生物に欠くことのできない天然色素が豊富に含まれています。

一つは、葉酸素(クロロフィルa)と言われる植物の緑色の色素です。その化学構造が人間の血液中の血色素、へモグロビンとよく似ているので、「緑の血液」とも呼ばれます。 クロロフィルaには造血作用があるので、貧血には大変に有効です

もう一つは、βーカロチンと呼ばれる赤い色素です。野菜ではニンジン、カボチャ、ホウレンソウなどに多く含まれ、体内でビタミンAに変わります。ガン予防に緑黄色野菜が良いというのは、このβーカロチンが活性酸素の毒を消してくれるなどの効用から言われ ているものです。

三番目の色素は、フィコシアニンと呼ばれる青い色です。これは人体の胆汁色素とまったく同じものです。それをスピルリナは作っているわけです。この色素も、ガン予防に効果があります。

ビタミン・ミネラルのバランスと核酸

スピルリナには、ビタミンやミネラルが、人間の必要量にピッタリとバランス良く含まれています。アルカリ度はほかの食品に比べてもかなり優れています。このため糖尿病、通風、ぜんそくなどの酸性体質を改善するのに絶好の食品です。

また、若返りの物質と言われる核酸の含有量が4.5%と高いので、スピルリナを食べつづけていると肌がつやつやと若返り、体が軽く元気になり、疲労をとってくれます。核酸は肝臓病、心臓病、糖尿病、リウマチ、アトピー性疾患など多くの病気や老化に効果があり、そのうえいくら大量にとっても副作用はありません。

スピルリナはなぜ注目されているの

スピルリナサプリ

ダイエット食品として紹介されていることの多い、スピルリナですが、そもそも最初に脚光を浴びたのは、人口爆発にともなう食糧危機に備えるためのタンパク源としてでした。 というのも、スピルリナは適当な環境に置いておくだけで素晴らしい勢いで繁茂し続け、そこから良質なタンパク質を半永久的に大量に取り出すことが可能だからです。

スピルリナを世界に紹介したクレマン博士の報告から、その特徴がよくわかります。

  1. スピルリナのタンパク質含有量はクロレラよりも10%も高く、クロレラと比較して消化吸収が良い。
  2. スピルリナのエネルギー代謝で直接的な燃料となる良質なグリコーゲンが含まれている。
  3. 人間が生命を維持するために必ず外から取り入れなければならない必須栄養素(アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど)が、スピルリナにはひと通りバランスよく含まれている。
  4. 高タンパク、低カロリー、高微量栄養素という、あまり体を動かさない現代人にとっては理想的な完全食品である。さらに、若返りの栄養素と言われる核酸や、若返りの酵素と言われるSOD酵素がたくさん含まれている。

消化吸収が非常に良い

消化吸収が非常に良い

植物性の食品というのは、ふつう食物繊維でできた細胞膜によって栄養が包まれています。人間が体内で栄養としてとりこむには、この細胞膜をこわして中身をとりだし、分解して吸収しなければなりません。つまり、細胞膜が軟らかい食品ほど消化吸収が良いということになります。

スピルリナの細胞膜も食物繊維でできていますが、その八割がペクチンと呼ばれる水に溶ける繊維です。ペクチンというのは、ミカンの皮などに含まれていて、糖を加えるとゼリー状になるのでマーマレードやジャムを作るときには欠かせません。これはとても重要な食物繊維の一つで、血中のコレステロールを下げることが知られています。

ペクチンは糊のように固まってスピルリナの細胞を守っていますが、水に溶けるので胃に入ると簡単に壊れてしまい、中の栄養素を取り出すことができます。スピルリナの消化吸収が良いのはこのためです。

緑藻類のクロレラも栄養価が高いことで注目されますが、クロレラの細胞膜はセルロースという固い繊維によってできています。このため、消化吸収はスピルリナほどよくありません。

このようにいま世界中がスピルリナに注目を集めています。
スピルリナの力を皆さんも試してください。

公開日:
最終更新日:2017/01/29