スピルリナ大学

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スピルリナは21世紀の夢の完全食品

      2016/07/02

スピルリナを原料にした食品は?

スピルリナが昔から自生している湖付近では、人々は貴重なタンパク源として、ビタミン、ミネラル源として、スピルリナを常食していました。そこではパンに練りこんだり、スープに入れたりして使われています。

薬局で売られているものは、粉末か錠剤のかたちになっています。錠剤など薬のようにみえますが、ただ固めて丸薬にしてあるだけですから、純自然食品であることには変わりありません。ただ、これでは料理に活用して味わうことはできません。

健康食品として市販されているものに、そば粉にスピルリナを練りこんだものがあります。そばも純自然な健康食品として親しまれているものですから、このように利用するのも良い方法です。このほか、ふりかけにスピルリナが添加されているものもあります。

国連からスピルリナの開発奨励金を受けているメキシコでは、国が幼児の栄養補給としてスピルリナを奨励するほど、その普及に熱心です。チーズ、チョコレートなどにスピルリナを加えて栄養を強化したものも売り出されています。

しかし、このようにしてスピルリナを摂取できる量はわずかなので、ダイエットや成人病予防、アトピー体質の改善といったはっきりした目的で使う場合には、やはり粒タイプのものなどでしっかりとるのが適当です。

スピルリナの将来の可能性は?

35億年前の地球に誕生したスピルリナは、将来、宇宙開発に大きな役割を演じることになるでしょう。それは、酸素の供給源として、さらにタンパク質をはじめとしたさまざまな栄養源としての可能性です。宇宙ステーションに空気を補給すること、つまり空気を運ぶことは非常に効率が悪く、大きな障 壁となっているのです。

科学技術庁の航空宇宙技術研究所では、スピルリナなどを使って一つの小地球をつくりました。小口美津夫主任研究官によれば、実際の地球の環境と同じように、動物は酸素を吸って炭酸ガスを吐き出す、その吐き出された炭酸ガスを植物が吸って酸素を吐き出すという関係を小さな模型の中で作り上げました。そこで、酸素を発生し炭酸ガスを使う植物として、スピルリナが使われたわけです。

またもう一つ忘れてならないのは、窒素供給源としてのスピルリナです。それは、人間の排泄物を再回収し、タンパク質の栄養源とするのです。こうなってはじめて、宇宙ステーションで長期間、栄養源なしに滞在することができるようになります。

このようなシステムは、人類が宇宙に進出することが現実的になったとき役割をはたしていることになるでしょう。

そして、そのときの食糧をどうするかという面でも、スピルリナの可能性は注目されています。

宇宙の無重力空間では植物の栽培がむずかしく、そこに飛び出していった人々の食糧をどうするかは宇宙開発の前に立ちはだかる大きな壁となっています。ここでも、塩水の中で光と炭酸ガスさえあれば生育し繁茂しつづけるスピルリナのすばらしい栄養が、大きなカギとなる可能性を秘めているのです。

三十五億年も前から進化せずに生きてきたスピルリナが、人類社会を宇宙まで広げる可 能性を秘めているというのは、とても不思議なことです。スピルリナが創造の神のように みえるといえば、おおげさでしょうか。

大自然に即した原始生物は、私たち人間が自然の生きものであるかぎり、さまざまな恩恵を与えてくれることはまちがいないと言えるでしょう。

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